KindleでKindleストアにはないAWSドキュメントを読む
森永です。
仕事柄AWSのドキュメントをよく読みます。
電車の移動中とかに読みたいので、PDFファイルをスマホに入れて読んでいたのですがどこまで読んだのか記録もしてくれないし、メモを残すことも出来ません。
Kindleで読めたら最高なのになぁ、と思い調べたところ方法があったので紹介します。
実はKindleストアでいくつかのドキュメントは公開されているのですが、私が調べた限りでは英語でしか公開されていません。英語でも良いという方はこちらご利用下さい。
Kindleパーソナル・ドキュメントサービス
こんな素敵なサービスをAmazonが用意しています。
個人的なドキュメントをKindle端末やFireタブレット、Kindleアプリに送信し閲覧できるというものです。
送信できるファイル形式は以下の通りです。
- Kindle形式(.MOBI、.AZW)
- Microsoft Word(.DOC、.DOCX)
- HTML(.HTML、.HTM)
- RTF(.RTF)
- Text(.TXT)
- JPEG(.JPEG、.JPG)
- GIF(.GIF)
- PNG(.PNG)
- BMP(.BMP)
- PDF(.PDF)
Kindle形式以外にこんなに多くの形式に対応してくれています。
AWSのドキュメントはだいたいPDFでDL出来ますので、利用できそうです。
Amazon.co.jp ヘルプ: Kindleパーソナル・ドキュメントサービス
ドキュメントの送付
Kindle端末やKindleアプリで登録しているAmazonアカウントにログインします。
右上にある「アカウントサービス」より「アカウントサービス」を選択します。
「デジタルコンテンツとデバイス」のグループにある「コンテンツと端末の管理」を選択します。
「設定」タブを選択すると、「パーソナル・ドキュメント設定」という項目があります。
承認済みメールアドレス(Amazonのアカウントに使用しているメールアドレスが初期登録されています。)から「Send-to-Kindle Eメールアドレス([email protected])」にファイルを送付することで登録出来ます。
ファイルは一度に25個までかつ、合計50MBまで送信可能です。
早速送ってみましょう。
件名や本文には何も入力する必要はありません。
ただし、件名に「変換」と入力することで送付したデータをKindle形式に変換してくれます。
ドキュメント中にメモやハイライトをしたい場合は変換しておきましょう。
ドキュメントの確認
しばらくすると「パーソナル・ドキュメントのライブラリへの保存完了 のお知らせ」というメールが届きます。
「コンテンツと端末の管理」の「コンテンツ」タブで表示フィルタを「パーソナル・ドキュメント」にすると先ほど送付したドキュメントが表示されているのが分かります。
こちらの画面から不要になったドキュメントの削除なども可能です。
Kindleで閲覧
Kindleで確認してみます。(私がKindle端末を所有していないためアプリ版です)
ライブラリを同期すると先ほど送付したドキュメントが表示されました!(狼と香辛料好きです)
通常のKindle形式の書籍と同様にハイライトをつけたり、辞書で意味を調べたり、フォントサイズを変えたりすることが出来ます。
読んだところを覚えておいてくれるので、いちいち前回読んだ部分までスクロールする必要もありません。
最後に
対応形式であればAWSドキュメント以外も登録することが可能ですので、気になるドキュメント類は全部突っ込んでおくとよいかと思います。 取り敢えず、Security Best Practice Whitepaperを熟読します。